トップガン マーヴェリック見てきました。メチャ面白かったです！
7月3日に見てきたのですが、計らずともトム・クルーズの60歳の誕生日でした。
久しぶりにこれぞアメリカ！って映画です。80年代の映画を見ているようでした。前作を見てなくても楽しめると思いますが、見ていたほうがより楽しめる作りになっています。僕は嫁さんが2日前に急に行くぞって言い出したので前作を復習する時間がありませんでした。マーヴェリックがあまりにも面白かったので、帰ってすぐ前作を見ました。配信だとリマスターされて画質が綺麗になっているので36年経った今でも古さを感じずに充分見れます。女優さんのメイクと髪型はさすがに時代を感じますが。
強烈なGがもたらす顔の歪みや体の揺れ、目線は演技だけでは表現できないので、戦闘機に乗っているシーンは本物だそう。CGと違ってリアルはやはり迫力が違います。前作でもトムは実際にF-14に乗ったそうですが、他の俳優さんは訓練が不十分だったため吐いたりして映像が使い物にならなかったのだとか。今回は出演する俳優さんが6ヶ月間の訓練を受けて実際にF/A-18に乗ったそうです。
とはいえ本物の戦闘機の操縦が出来るわけないので2座の後ろに乗って操縦している演技をしています。さすがのトムも操縦したいって言ったら断られたそうです。
メイキングを見ると凄さがよくわかります
映像の迫力もさることながら、ストーリーも前作ファンの期待を裏切らず、新しいファンにも楽しめるよく出来たストーリーでした。前作は社会現象にまでなった名作ですが、今回のマーヴェリックと2本セットで更に楽しめる大作になったと思います。
しかし時間も金もかかるし危ないし何もそこまでせんでも、と思うじゃないですか。でも、演技と合成だけでやるとこうなります。
さすがに演技だけではどうにもならんです
このBEST GUYという映画の公開は1990年。当時は一人当たりGDPで日本はアメリカより勝っており、国際競争力は世界1位（現31位）。アメリカが出来るんだから日本でもやってやろう！ぐらいの勢いがあったのかもしれません。自衛隊の協力のもと実機を飛ばし撮影に望んだものの、予算の額も違うし決まり事も何かと厳しいのでアメリカのようには行きません。実機のフライトシーンはいい感じなのですが、映像の安っぽい合成感と演技がねぇ……。僕は見るのが辛くて飛ばし飛ばし見たので内容を何も覚えていません。結局映画はヒットせず配給収入2.3億円と、近所のコンビニの年間売上より低い結果となりました。
ちなみに韓国に抜かれた！とかが話題の一人当たりのGDPというのは経済学的にはあまり参考になりません。ルクセンブルグがずっと一位なのは埼玉に住んでいて東京で働いたら東京でカウントみたいなことです。炎上商法でしか数字を稼げないニュースサイトや、事実を検証出来ないテレビ局にはありがたい数字ですが。
まだ学生なのにこの人の回答素晴らしい。
トップガン マーヴェリックはかなりの好成績のようで公開期間も長くなりそうです。7月いっぱいか、今後の成績次第で8月まで公開しているかもしれません。時間があればぜひ前作を見て劇場に足を運んでください。映画館で見るべき映画です。日本でのプレス向け試写会も普通は視聴覚教室みたいなところでするそうですが、トムの要望で大きなスクリーンの映画館で行ったそうです。
