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近ごろ、タイの音楽が凄く良い

昔のように物理的な媒体を流通させるしかなかった時代と違い、今やYoutubeや各種サブスクリプションサービスで諸々の制約なく世界各国の音楽を聴けるようになりました。

釣り竿を抱えてバンコクに行っていたころ、ネットでバンコクの色々な情報を漁っていたせいで、一時期Youtubeのおすすめ動画にタイ発信の動画がたくさん上がっていました。そんな中の一つがシンガソングライターのPhum Viphurit。タイで生まれ、幼少期をニュージーランドで過ごしたそう。どうりで英語がネイティブなわけです。

ピースフルな音が印象的な話題作のLover Boyはもうすぐ1億回再生。

個人的ヘビロテ曲はHello Anxiety。ファーストアルバムは特に名曲ぞろいなのでおススメです。アジアだけでなく欧米でも公演を行い世界的な活動をしています。

そしてここ2週間ぐらい聞きまくっているのが、SNSで盛り上がって組んだという今時なタイのデュオ、HYBS。

柔らかく浮遊感のあるシンセの音が心地よく、どことなくシティーポップも感じられます。ロケ地が韓国であるようにアジア圏各地で公演を行っています。残念ながら日本には来てないっぽい。ただし日本人とのコラボ曲はあります。

SIRUPとコラボしたI'm blessed。

ファーストアルバムは良い曲揃いですがMVがなんか変なのばかりなのも面白い。ただし残念ながら、当初から長く続けるつもりではなかったそうで、活動2年ちょっとで年明けに解散を発表。

音楽にはその国の風土が表れるというか、タイのノンビリした感じが音にも表れていると感じます。それでいて世界でも通用する音というのが凄い。最近は日本からも世界的ヒットが出ていますが、アニメの曲とか色物っぽいものとか変化球が多い。音楽だけの真っ向勝負で10、20年後にも聞ける音かというとチョット違う気がするものが多いかなという感じ。日本には面白い音楽多いんですけどね。

今後は世界経済の中心はアジア圏になると言われています。当然、音楽やファッションなどのカルチャーもアジア圏が中心になると個人的には予想しています。これからもタイの音楽に注目です。


ちなみにアジア旅行経験者なら周知の事実ですが、現時点ではアジア中を韓国文化が席巻しています。

さて、どこの国か分かりますか?正解は・・・



THE WINGSというネパールのダンスグループでした。ネパールでもK-POPは人気です。これまた韓国とネパールが融合していて面白い。ネパールポップスも興味深いのですが、また機会があれば。