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クルーズ旅のご紹介

世の中も徐々に日常を取り戻しつつあり、当店でも旅行に出張にと県外からのお客様も増えてきました。 先日は東京からお越しのお客様に面白い雑誌を教えていただきました。

クルーズトラベラー 船旅の専門誌です


クルーズトラベラーは名前のとおり船旅の専門誌です。僕も自分の船を持っているので水に浮かぶのは好きだし、船旅にはとても興味があります。早速、最新刊と興味を引かれたバックナンバーを購入してみました。


内容は客船の紹介や、寄港地の話、船旅の歴史の話などなど。最近はタキシード着用などフォーマルファッションを要求される場面は減り、船内での過ごし方に合わせカジュアル化しているというコラムは興味深かったです。ホテルやレストランでも同様ですね。


例を挙げると、リゾートホテルの最近のトレンドはこんな感じです。

SNSで人気のギリシャのミコノス島のホテルCAVO TAGOO。レストランスタッフはTシャツにチノパンでカジュアルな雰囲気ですが、全室スイートで1泊約US$1500からです。カジュアルなだけに宿泊する側のセンスが問われそう。


2018年冬号の特集は地元瀬戸内を優雅に旅する客船guntu(ガンツウ)。尾道を起点に瀬戸内海を周遊する、和をモチーフにした特徴的なデザインの客船です。言わば海に浮かぶ旅館。瀬戸内海によく行く人なら切妻屋根の大きな船を見かけたことがあるのではないでしょうか?穏やかな瀬戸の海をゆったりと進む姿はとても優雅です。

海を走る船なのに内装に木材を多用しているのが凄いですね。船首に位置するガンツウスイートは展望風呂付きだそうです。瀬戸内各地の旬の食材を使った料理も美味しそうですね。


2012年夏号はスコットランドネス湖からフォートウィリアムズを結ぶカレドニアン運河のリバークルーズ。車で行けば2時間の距離を、乗客8名乗組員4名の小さな船でたっぷり6泊7日かけてのんびりとクルーズするそうです。スコットランド西部は、水中から陸上に生物が活動の場を広げるきっかけとなったカレドニアン造山運動によって隆起した地です。荒涼とした地形はとても見ごたえがありますので、スコットランド旅行に行くなら西ハイランド一帯はぜひ訪れてください。おすすめです。

ネス湖のほとりのアーカート

ヨーロッパ各地には小型船のリバークルーズがあるそうです。ドイツのライン川クルーズとか有名ですね。


せっかちで余裕のない人生を送る自分は、のんびりと優雅な船旅って憧れます。人生で1度は体験してみたい。とりあえず当面は自分の船でクルーズします。風と潮を読み間違えると腕が千切れそうになりますが。優雅とは程遠い。

我が愛艇 Aquaglide Angler 125HB 
めっちゃ狭いけど いちおう二人乗りだぜ


クルーズトラベラーはお店に置いていますので、船旅にご興味ある方はぜひ。