岡山 BAR SEVENじゃがな

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娘がモデルをしました

お客さんの依頼でウチの娘がモデルをしました。

今日、スタジオで撮影をしてきたところです。

 

まあ娘と言っても犬の娘ですが。

1枚目の写真?あれはフリー素材をお借りしたただのイメージ画像ですよ。

 

立派なスタジオでの撮影です。カメラマンにスタジオのスタッフ、モデルさん、トンボの社員の方に広告代理店の方など大人が10人ほど集まって犬の撮影です。本当はシェリーの撮影風景を撮りたかったのですが、嫌がる犬をなだめてカメラ目線にするために僕も嫁も付きっきりで写真を撮るどころではありませんでした。

今回は学生服でお馴染みの株式会社トンボさんの商品で犬用介護ハーネスのモデルとしてシェリーが招集されました。歳を取って足腰が悪くなった愛犬を散歩させるためのハーネスで大型犬用と中型犬用があります。特にコーギーは高齢化だけでなくMD(変質性脊髄症)という下半身が動かなくなる遺伝病もあるため需要が高いそうです。

 

常連のMさんが飲みに来て話しているときに「あれ?そういえばマスターのところコーギー飼ってませんでしたっけ?」と聞かれモデルの仕事を受けることになりました。最近はコーギーを買っている人も少ないし、頑固な性格ゆえ「待て」が出来ないコーギーが多いそうで、なかなかコーギーのモデルが見つからなかったそうです。

事前にMさんに自宅まで来ていただいてシェリーとご対面。なんとかギリギリ待ては出来る。いざプロト製品のハーネスを試着してみるとデブ過ぎて入らないのね……。犬でも人間でも新商品を作るときは、まずはMサイズを作って、そのサイズに合うモデルを探すのが通常だそうです。今回はシェリーがデブ過ぎるけど他のコーギーを探す時間も無いし、異例の措置で急遽Lサイズのプロトを作っていただきました。

いざ撮影本番を向かえると、普段から服を着せられるのが大嫌いなため表情が不満そう。犬のモデルも表情が大事なのに。しかも撮影は色違いのハネース2つを計4カット。最後のほうはシェリーのストレスもMAXで試着させているスタッフの手に甘嚙みするわ、駄々こねてヘたれこむわ、皆でおだてて何とかOKカットが撮影できました。一緒にスタジオに来ていたラブラドールレトリバーはトレーナーさんの飼っている犬だそうで躾もバッチリ。単独とモデルさんと一緒にとで計50カットの撮影をスムーズにこなしていました。山やら海やら連れまわして自由に育てた野良犬のようなシェリーとは育ちの良さが大違い。

愛犬家でも介護ハーネスというものを知らない方が多いのではないかと思います。ペットの寿命が長くなって高齢化問題が増えているので、このような商品も需要があるそうです。商品は9月発売で、そのころにWebにも掲載される予定なのでまたご紹介します。